教え方の違い
全校集会
1クラスの定員
外国語教育
ただ、外国語教育とはいっても、特にリスニングとかスピーキングができるようにならなきゃいけない、とかいうのはぜんぜんなくて、どちらかというと、外国語とか外国文化に慣れ親しむための教育という感じで、ゲームをしたりアニメを見たり、時にはプリント学習などもこなしながら、毎回楽しく学んでいる様子です。
募金や寄付金のためのイベント
どこの学校にもP&Cと呼ばれる保護者の会があります。日本で言うと、PTAのような感じでしょうか。 P&Cは、学校の設備や教育環境をよりよくしていくために、寄付金集めのイベントを計画・実行します。公立小学校なのに、どうして寄付金?という感じですが、政府から割り当てられる予算はわずかなので、それだけではカバーできないため、任意募金やイベントなどを開催して、入場料や参加料、露店の売上などを学校設備や教育環境向上のための費用として使います。
イベントには、例えば、放課後の校内スクール・ディスコや、水泳・スポーツカーニバル等、各種イベントでの露店(ケーキやジュース、果物などを担当の保護者やボランティアが用意します)、野外映画上映、ラッフル・チケット(バスケットにテンコ盛りのお菓子やワインなどが抽選で当るという企画)、Funデーなどがあります。私の子供の時には、保護者が得意な料理レシピを寄せ集め、地域の印刷会社の協力を得て、子供たちの写真が載った1冊のレシピブックが完成し、それを学校で販売するというような企画もありました。
その他にも、健康促進のための企画として、アップルスリンキーデー(リンゴを1つ学校に持って行くと、担当の保護者やボランティアがアップルスリンキーの道具を使って、リンゴの芯だけをカットしてくれるというもの)や、フリー・ブレックファースト・デー(無料朝食の日)などがあって、このときもP&Cの保護者会の人たちや、保護者ボランティアが活躍します。
また、学校によっては、放課後や週末などの休日に校内のプールや駐車場、ウィークエンド・マーケットを開くために敷地を有料で解放したりしながら、それらの収益金を学校設備や教育環境向上(例えば、クーラーの設置や、放課後や週末などの休日のプール管理、植樹、図書の本、プレイグラウンドのアップグレード、芝生の管理など)に充てています。
保護者の送り迎え
通学の手段
服装
学習道具
日本では指定の教科書。パースは教科書というよりは、学校指定のワークブック。加えて、学校指定の文具もあります。日本の場合、その日に使う教科書をランドセルに入れて毎日持参、そして毎日持って帰りますが、パースではワークブックも文具も全て学校の教室に置いておきます。なので、カバンの中はお弁当だけだったりします。(笑)
文具には全部名前を書いて、机の引き出しや指定の棚に置いておきます。小学校に上がる前の準備学級(Pre-Primary)のときは、購入した文具はクラス全員で使うので、名前の記入は必要ありません。。。と言われて、びっくりしましたが、それを除いては、全学年、自分のものは自分で使うようです。
(名前の記入で思い出しましたが、制服にもラベルのところに名前が書くところがあります。名前を書いていないと、ジャケットや帽子など学校に忘れてきたり、うっかり誰かが間違って持ってかえってしまったときには、戻ってくる可能性がかなり低いです。。。私の子供も何回帽子を無くしたことか。。。)
ランチ
パースの公立小学校では給食はありません。なので、お弁当を持参するか、学校によってはカンティーン(学食)や売店があるのでそこで朝に予約注文して買ったり、業者のランチオーダーで注文したりします。
ランチはみんなで教室で食べる、というイメージがありますが、学校によっては屋外で昼食を取ることも少なくありません。私の子供の学校では、天気の良い日は外で、猛暑や雨、寒い日には教室で食べるのだそうです。
食べるといえば、ランチの他に、朝のリセス(中休み時間)のモーニングティーがあります。学校によっては売店やカンティーンから飲み物やおやつなどの軽食を買うことが出来ます。また、家から持ってきた果物やパックジュースなどを食べる場合もあります。
小学校準備クラスの時には、毎朝子供たちが持ってくる果物や野菜(ニンジンとかセロリ、キュウリなど)を先生たちが集めて、モーニングティーのときにみんなで分けあって食べてましたけど、Year 1以降は、自分が持ってきたものは自分で食べています。
公立小学校の独立化
最近になって、公立小学校が独立化できる制度が始まりました。独立申請が受理された公立小学校では、学校の資産や予算の管理において校長が責任を持つ割合が増します。
例えば、スタッフの雇用や選定、規定のカリキュラムの範囲内での他カリキュラム採用、オンライン教育学習システム採用とその頻度、年6日間の教師研修日のスケジュール、学校の契約スチューデントサービス員、精神医や教育アシスタント、病理医、福祉員などの雇用、財政報告規定内の会計・財政手順、光熱費の管理、修理やメンテナンスのための契約社員の雇用など、一定の範囲内においてのみ、政府ではなく、学校が管理できるようになります。
もちろん、学校が管理できる範囲なら何でもやってよいというわけではなく、学校が管理することでどんな影響があったかや、その功績などがきちんとモニターされ、数年単位で見直しが行われることになっています。
まだ始まったばかりなので、どんな影響が出ているのかは分かりませんが、しばらくは様子見といった感じでしょうか。
学校の開始と終了時間
日本の公立小学校では、地域や学校によって開始時間と終了時間がかなり違うようですが、パースではほとんどが9時ごろに始まって3時ごろに終わります。
日本では学年の始まりには恒例の始業式、そして学年の終わりには終業式がありますが、パースでは卒業式以外は、始業式も終業式も、そして1年生の入学式もありません。なんか、ちょっと拍子抜けしてしまいますが。。。
子供が1年生入学のときは、学校の教室で先生や他の保護者の人たちと挨拶を交わした後は、「はい、開始時間ですので、保護者の方はもう帰ってもいいですよ」という感じで、追い出されてしまいました。。。笑
終業式もないので、学校が半ドンで終わることはまずないですし。
朝は、学校によっても違いますが、子供の学校では8時前に学校に来ちゃだめで、校内に入れるのは8時半からになってます。もし、8時から8時半の間に学校に着いた場合は、校庭にデューティー・ティーチャー(担当の教師)がいるので、先生の近くで時間になるまで待機することになっています。
清掃の時間
日本では掃除の時間に子供たちがみんなで教室の掃除をしますが、パースの子供たちの時間割には掃除の時間というのがありません。子供たちがやることは、教室内のモノや本、身の回りの整理整頓だけで、学校の掃除は、専門の業者がやるのが普通です。
たぶん、オーストラリアでは健康と安全管理の法律が厳しいから、かもしれません。安全面から考えて、子供たちがやるべきことではなく、専門家に任せるのが妥当、といったところでしょうか?もし、学校で何かアクシデントが起こった場合には、それこそ、裁判沙汰になって大変なことになるのではないかと思います。
